ラトリエ・オリーブのプロフィールをご覧いただき、誠にありがとうございます。

 

*経歴

静岡市に生まれました。服飾デザインと制作をしていた母の影響で、物作りが大好き、図工や音楽・家庭科が好きな子どもでした。転々と引っ越しの多い子ども時代。中学・高校は自宅から少し離れたキリスト教主義の中学・高校に通いました。勉強ばかり、規則が厳しいなどのとてもストイックな日々でした。大学受験ではいろいろありましたが、まずは教育学部へ。とても広範囲の領域から興味のある分野の知識を深めて行きました。特に心理学や海外のライフスタイル、生活を取り巻くさまざまな技術に関心が深まりました。独自の製品を作るには、深く工芸を学ぶ必要があると感じ、美術の基礎を学びました。講師などのアルバイトをしながら夜間に美術研究所でデッサンを3年学び、東京藝術大学に進学。同世代が企業でバリバリ働いていたり、パソコンが普及してきたりバブル景気で盛り上がっているのを見ながら伝統的な技術を学ぶという独特な環境にいました。

社会で上手く自分の能力を活かすことができず、自分は心の病気なのではないかと思うことがありました。何の医学的根拠もありませんが、時代に乗り遅れ取り残されてしまうことは社会の中で孤立することにつながり、色々な心の病の原因の一つになるのではないか、と感じています。私にとっては、時代についていくための手段の一つにWebがあり救われました。1997年ごろに、HTMLでホームページを作ってアップした経験は忘れることができません。その後はユーザーとしてでしたが、思えば時代に先駆けた使い方をしてきたと思っています。

静岡に戻ったのは1999年。自然豊かな環境で障がいを持った人々と接する仕事に出会え、生きる場所を与えてもらえたことに今でも大変感謝しています。あまり話をする機会がなかった父親を理解したいという思いから、父の故郷浜松に転居し、キリスト教主義の現場で働きました。三方原という場所にある教育・福祉・医療。人々の働き、歴史、奇跡… これらに感動する日々でした。

コロナ禍の2021年9月 ラトリエ・オリーブを立ち上げました。

これからまた、新天地での新しい暮らしからインスピレーションを得て、クリエイターとして歩み続けていきたいと思っています。

今、やりたかったことができていることに心から感謝しています。

ありがとうございます。

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